新造巡視船2隻を海上保安庁に引き渡し
三井造船玉野事業所 岡山
産経新聞 [2/3 8:05]
三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)で建造されていた
巡視船の「はかた」と「よなくに」が2日、海上保安庁に引き渡された。
同事業所のドックで行われた引渡式では
海上保安庁旗の掲揚などが行われた。
巡視船はそれぞれ40人乗り組みで、全長89メートル、重さ約1300トン。
30ミリ機関砲や赤外線捜索監視装置などを装備。
ウオータージェット推進で27ノット以上で航行できる。
式では、三井造船から海上保安庁に引渡書が渡された後、
船橋マストに掲げられた三井造船の社旗を降下。
続いて乗組員約30人が両巡視船に乗船して、海上保安庁旗を掲げた。
「はかた」は福岡海上保安部(福岡県)、
「よなくに」は石垣海上保安部(沖縄県)に配備され、
海洋権益の保全や領海警備などの任務にあたるほか、
大規模災害発生時の救助に備える。
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